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施設外就労時の緊急時対応マニュアル
1.目的
本マニュアルは、施設外就労実施中に発生した事故・急病・災害その他の緊急事態に迅速かつ適切に対応し、利用者の生命・身体の安全を最優先に確保するとともに、二次被害の防止及び関係機関への速やかな連絡・報告を行うことを目的とする。
2.基本方針
- 利用者の生命・身体の安全を最優先とする。
- 冷静かつ迅速に行動し、二次災害の防止に努める。
- 必要に応じて救急・消防・警察等の専門機関に速やかに通報する。
- 事業所・家族・施設外就労先企業への連絡を遅滞なく行う。
- 対応経過を正確に記録する。
3.緊急連絡網
施設外就労実施時は、以下に連絡する。
施設長、管理者を中心として、対応する。連絡手段は主にグループラインを用いる。
| 区分 |
連絡先 |
電話番号 |
備考 |
| 事業所(代表) |
事務所 |
029-873-4232 |
日中・緊急時 |
4.緊急時の基本対応手順
- 状況の把握 … 何が起きたか、誰が、どこで、どの程度の状態かを確認する。
- 安全確保 … 利用者及び周囲の安全を確保し、二次災害を防止する。
- 応急処置 … 必要に応じて応急手当を行う(可能な範囲で)。
- 専門機関への通報 … 必要な場合は119番・110番等に通報する。
- 事業所への報告 … 管理者・サービス管理責任者等に速やかに連絡する。
- 家族等への連絡 … 事業所の指示に基づき、家族等へ連絡する。
- 記録 … 発生時刻・状況・対応内容・連絡先等を正確に記録する。
5.想定される緊急事態別の対応
(1)事故・けがが発生した場合
- 負傷者の状態を確認し、安全な場所へ移動させる(可能な場合)。
- 出血・骨折等が疑われる場合は、応急手当を行う。
- 症状が重い、または判断に迷う場合はためらわず119番通報する。
- 事業所の管理者等に速やかに連絡し、指示を仰ぐ。
- 施設外就労先の担当者にも状況を報告する。
- 救急車を要請した場合は、職員が同乗または病院へ向かう。
- 事業所の指示に基づき家族等へ連絡する。
(2)急病・体調不良が発生した場合
- 利用者の症状(意識、呼吸、顔色、痛みの有無等)を確認する。
- 安静にさせ、必要に応じて水分補給等を行う。
- 症状が重い、意識がない、けいれんがある等の場合は直ちに119番通報する。
- 事業所へ連絡し、対応方針を確認する。
- 必要に応じて病院受診の手配を行う。
(3)行方不明・はぐれた場合
- 最後に確認した場所・時間・服装等を把握する。
- 施設外就労先の協力を得て、周辺を捜索する。
- 発見できない場合は、速やかに事業所へ連絡する。
- 事業所の指示に基づき、警察へ行方不明の届出を行う。
- 家族等へ連絡する。
(4)火災・爆発等が発生した場合
- 「火事だ!」と大声で周囲に知らせる。
- 利用者を安全な避難経路で誘導し、避難する。
- 可能であれば初期消火を行うが、無理はしない。
- 119番通報する(施設外就労先が通報していない場合)。
- 事業所へ連絡する。
(5)地震・台風等の自然災害が発生した場合
- 身の安全を最優先に確保する(机の下に隠れる、落下物から離れる等)。
- 揺れや危険が収まった後、利用者の安否を確認する。
- 施設外就労先の避難誘導に従う。
- 事業所へ安否状況を報告する。
- 帰宅の可否や待機について事業所の指示を仰ぐ。
(6)その他(トラブル・不審者等)
- 利用者の安全を確保し、危険な場所から離れる。
- 必要に応じて110番通報する。
- 事業所へ速やかに連絡し、指示を仰ぐ。
6.通報時の要点(119番・110番)
通報時は落ち着いて、以下の内容を伝える。
- 火事か救急か(または事件か)
- 発生場所の住所・目標物(施設外就労先の所在地)
- 何が起きたか
- 負傷者・病人の人数と状態
- 通報者の氏名・電話番号
※ 電話を切る前に、相手の指示をよく聞き、指示があるまで電話を切らない。
7.事業所への報告事項
緊急事態発生時は、可能な限り以下の内容を報告する。
- 発生日時・場所
- 対象利用者の氏名
- 発生状況(経緯)
- 現在の状態
- 既に実施した対応(通報の有無等)
- 今後の予定(搬送先病院等)
8.記録
緊急事態対応後は、速やかに「事故・緊急事態報告書」を作成し、事業所に提出・保管する。
記録すべき主な項目:
- 発生日時・場所
- 対象者
- 状況の詳細
- 対応経過(時系列)
- 連絡した相手と時刻
- 結果・その後の経過
- 今後の再発防止策(検討事項)
9.見直し
- 実際の事案発生後や、連絡先・体制に変更があった場合は、速やかに本マニュアルを見直す。